TOP>>フロアコーティングを再コーティング・再施工 する際の注意点
この記事では、フロアコーティングの再コーティング・再施工する際の注意点を解説します。
万が一のために再施工時の注意点を押さえておきましょう。
一度コーティングを施したフロアでも次のような場合は、再コーティングが必要になる場合もあります。
不安になった場合は、落ち着いて床の状態を確認してみましょう。
フロアコーティングは基本的に業者が施工するため、よほどのことがない限り異物が混入することはありません。
しかし、ごく稀にほこりや虫が入ってしまうことがあり、そこからコーティングが浮いてはがれやすくなってしまうので、 混入を見つけた場合は、落ち着いて施工した業者へ問い合わせてみましょう。
フロアコーティングをすると床に傷がつきにくくなりますが、重たい家具などを引きずったり、包丁などの尖ったものを落としてしまったりするとキズがついてしまうことがあります。
その場合は、傷の部分からコーティングがはがれやすくなり、水分の染み込みにより床が変色したりしやすくなります。
フローリングに傷がついたときは、その部分だけ補修できるコーティング剤もあるので、一度施工した業者に相談してみましょう。
フロアコーティングの耐久年数は、コーティング剤にもよりますが一般的に3年から20年といわれています。
水性アクリルのコーティング剤を使った場合、きれいな状態がキープできるのは3年程度です。
一般的な油性コーティングした場合の耐久年数は5年~20年程度と考えておきましょう。
保証期間を過ぎると、コーティングは徐々に艶もなくなってくることがあります。
より長持ちするコーティングを施したいなら、UV系コーティングやガラス系コーティングがおすすめです。
フロアコーティング専門店「FSSCOAT」では専任のプランナーがお客様のお住まいに最適なコーティング剤を提案させていただきます。
大手メーカーのコーティング剤も豊富に取り扱っておりますので、コーティングの再施工をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。
万が一施工不良が発生した場合も、再コーティングが必要になるケースもあります。
経験豊かな業者であればよいですが、なかには経験が浅く不適切なコーティング剤を用いるなどして、床を傷めてしまう業者もいます。
施工不良が疑われる症状には次のようなものがあります。
・床のクリーニングが不十分なことによる接着不良
・気温や湿度の影響による硬化不良
・技術不足による塗りムラ
・湿った床にコーティングを施したために起こる白華(はっか)
・施工者の技術不足によるひび割れ
・硬化不良による艶退け(つやびけ)
フロアコーティングには大きく5つの種類があります。
それぞれの特徴も踏まえながら再コーティングのしやすさをみていきましょう。
UVコーティングは、コーティング剤に紫外線を当てて硬化させるコーティングです。
コーティングの膜に厚みがあるため、傷がつきにくく耐久年数も長いという特徴があります。
UVコーティングは剥離剤を使って剥がせないので、再施工ができません。
部分的な変色やシミなどを補修する際は、その部分をやすりで削ってコーティングを取り除き、その上から再施工します。
ウレタンコーティングは、ウレタン樹脂塗料を使ったコーティングです。
油性と水性があり、耐久性はコーティング剤ごとに異なりますが、3~10年程度といわれています。
ウレタンコーティングは流通しているコーティング剤の種類が豊富で、業者によって取り扱っているものが異なります。
なかには剥離剤で剥離できるものもありますが、床へのダメージを考えると避けた方が無難です。
ガラスコーティングは、ケイ酸をアルコールに溶かして作られた常温ガラス塗料を使って行うコーティングです。
一度硬化すると非常に丈夫な皮膜を作るため、剥離剤を使って剥離するのは不可能です。
しかし、部分的な補修はできます。補修する際は、やすりで補修するところを削ってコーティングを除去し、その上から再度コーティングを施すのが基本です。
一般的に、ガラスコーティングを行った床全体に再度コーティングすることはおすすめできません。
シリコンコーティングは、コーティング膜がやわらかく滑りにくいのが特徴です。
油性のシリコンコーティング剤を使って施工します。
耐久性・耐薬品性にも優れており、床にしっかり密着するため長くきれいな状態を保てるのが特徴です。
剥離剤で剥離できるかどうかは各業者が使用しているコーティング剤によって異なりますが、床への密着性が高いため剥がすには強力な剥離剤が必要になる場合があり、床へのダメージも懸念されることから「剥離はできない」としている業者が少なくありません。
そのため、部分的な補修は可能ですが、部屋全体の再施工は難しいコーティングです。
アクリルコーティングは、フロアコーティングの中では比較的安価で、施工性に優れたコーティングです。水性のアクリルコーティング剤を使って施工します。UVコーティングやガラスコーティングに比べると耐久性が低く、再施工を前提として作られているため剥離剤で剥離できることから、比較的、再施工しやすいことが多いコーティング剤です。
最後に、床の再コーティングを行う際の注意点をお伝えします。きれいな仕上がりのためにも、次のことを心がけましょう。
床の再コーティングを行う際は、慎重に業者を選びましょう。
できるだけ施工事例が豊富で、さまざまなコーティング剤を取り扱っている業者をおすすめします。
業者を選ぶ際は、施工後の保証がついているかどうかも忘れずにチェックしてください。
弊社、フロアコーティング専門店「FSSCOAT」では、コーティング剤ごとに5~30年の保証を設けております。
保証期間内であれば、万が一コーティングが剥がれや不具合があった場合などもきちんとご対応いたします。
アフターメンテナンスサービスもしっかり設置しておりますので安心してご依頼ください。
依頼する施工業者へ、部屋全体の床を再コーティングする際は、あらかじめ家具や家電を運び出して何もない状態にしておいたほうが良いのか確認しましょう
弊社では、男性二名で移動できる範囲内での家具移動が可能ですのでご安心ください。
フロアコーティングをする際は、業者が専門の器具や洗剤で床をきれいに清掃してから施工するのが一般的です。
しかし、掃除後の乾燥が十分でなかったりすると、コーティング剤が剥がれやすくなってしまいます。
事前にどの程度まできれいにしておく必要があるかは、業者に確認しておくと安心です。
「乾拭きだけしておいてください」
「当日までに掃除機だけかけておいてください」
「何もせずとも問題ありません」
など業者ごとに対応が異なるので、自己判断で掃除をせず業者の指示に従いましょう。
弊社では、ほとんどの場合、施工員にて施工前のお掃除を徹底しておりますのでご安心ください。
フロアコーティングは、コーティング剤が硬化して初めて力を発揮します。
コーティング剤が完全に硬化するまでは部屋に入らないようにしましょう。
コーティング剤が硬化する時間は、コーティングの種類や使う塗料によって異なるので、
どの程度部屋に入れないかは施工した業者に確認してください。
コーティング剤のなかには、完全に硬化するまで3日以上かかるものもあります。
一般的に施工後数時間で軽歩行が可能な程度には硬化しますが、硬化しきっていないコーティング面は傷やへこみ・ヨレなどができやすいので、できるだけ各業者の指定する時間の前に(完全に硬化するまで)部屋に入らない方が無難です。
フロアコーティングをすると、床がきれいな状態を長くキープできます。
コーティングの種類によっては20年30年と効果が持続するものもありますが、
そうでない場合は数年ごとに再コーティングが必要です。
フロアコーティングを再施工する際は、次のことを心がけましょう。
・施工後の保証がある会社に依頼する
・事前に掃除が必要かどうかを業者に確認する
・完全に硬化するまで部屋に入らない
床の再コーティングでお悩みの方は、施工経験豊富なフロアコーティング専門店「FSSCOAT」までお気軽にご相談ください。
お客様のライフスタイルに合わせて最適なコーティングをご提案いたします。
コラム更新日:2023年12月5日(火曜日)
フロアコーティングFSSCOAT
専任プランナー:佐藤恭典