TOP>>フロアコーティングすべきタイミングはいつ?
フローリングを長持ちさせ、見た目をきれいな状態で保つフロアコーティングは、近年人気を集めています。
フロアコーディングの施工を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、同時に「いつ施工を依頼すればいいの?」というお悩みもよく聞きます。
そこで、フロアコーティングをすべきタイミングや、業者へ依頼する際のタイミングを解説します。
フロアコーティングの魅力と、ワックスとの違いを解説します。
フロアコーティングの施工依頼は、新築時または入居前です。フローリングを新しくしたら、できるだけ間を置かずにフロアコーティングも依頼しましょう。
引っ越し前など、家具がまだ家の中に入っていない状態での施工依頼をおすすめします。
フロアコーティングの仕上がりは、フロアコーティングの状態や、コーティング剤の乾燥具合も影響します。きれいに仕上げるには、何もない入居前が最適です。
フロアコーティングを入居前にした方がよい理由は、複数あります。それぞれの内容と効果を解説します。
施工してすぐのフローリングには、ごみや汚れがありません。そのままコーティングできれば、一番きれいな状態を何年も保てます。新築はもちろん、リフォーム後の中古物件でも同じです。
フローリングにごみや汚れがあるまま施工してしまうと、一緒にコーティングされてしまいます。コーティング剤は一度施工すると剥がれません。ごみや汚れを修復しようとしてもコーティング剤に阻まれるので、長い間残り続けることになります。
ちりやほこりなどの汚れのない状態でコーティングすれば、仕上がりもきれいです。フロアコーティングの仕上がりにこだわるなら、入居前に施工を依頼しましょう。
フロアコーティングの施工は、家具や荷物がまったくない状態で行われます。入居中に施工を依頼する場合、家具や家電などをどかす前準備が必要です。
とても大変な作業になるうえ、家具の移動でフローリングに傷や汚れがつく恐れがあります。また、施工中家具を収納するスペースや移動動線も確保しなくてはなりません。必要に応じて、引っ越し業者の手を借りる必要も出てくるでしょう。
入居前なら、前準備をする必要はないため、スムーズに施工を依頼できます。費用や手間もフロアコーティングの施工にかかる分のみで済みます。
フロアコーティングのコーティング剤は、乾燥させる時間が必要です。乾燥が足りないとコーティングの劣化につながります。
乾燥時間は余裕をもって取らなくてはなりませんが、入居中だと家具や部屋の利用などの問題があるため、取れる時間が限られます。
新築なら、コーティング剤の乾燥にしっかり時間を取れるでしょう。コーティング剤がきちんと定着する分、仕上がりもきれいにできます。
また、乾燥時間に余裕をもっておくと、コーティング剤特有のにおいも残りません。薬剤のにおいを気にせず入居できるのも、入居前の施工をおすすめする理由のひとつです。
住宅ローンを組む際に、フロアコーティングの費用も一緒に組み込めば、支払いの負担を軽減することが可能です。
フロアコーティングは、10~20万円以上かかる施工がほとんどです。より高性能なコーティング剤や施工を依頼しようとするなら、もっとかかる可能性もあります。
フロアコーティング単体で施工するよりも、住宅ローンの内容に組み込む方がお得です。
フロアコーティングの施工業者はたくさんありますが、中には新築・未入居にしか施工してくれない業者もあります。中古物件や入居中だと、依頼できる業者が限られます。
新築や入居前に依頼すれば、その分業者選びの選択肢を広げることが可能です。自分の希望通りの施工をしてもらうには、入居前からの業者選びや依頼が重要であるといえます。
「入居前に依頼するのがいいのが分かったけれど、依頼自体はいつすればいいの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
建築中は当然依頼できないので、タイミングがつかめない方もいるでしょう。
フロアコーティングの依頼は、引き渡し日がある程度わかった段階で予約を入れます。引き渡し日と引っ越し日の間に施工してもらうイメージです。
業者探しは家の建築やリフォームが始まった時点から行うとスムーズに予約できます。
フロアコーティングを新築や入居前に依頼する際、注意しなくてはならない点が複数あります。
どれもスムーズな施工やほかの作業を邪魔しないために必要なことです。フロアコーティングする際の注意点を解説します。
フロアコーティングの施工には電気や水道を使います。水道や電気が通っていない状態では、予約を取る意味がありません。依頼の際は、水道や電気がきちんと通っているか確認しましょう。
水道や電気は、使用する人が手続きを行う必要があります。住宅会社などに任せっきりにできない場合もあるため、必要な手続きがないか確認しておきましょう。手続きが必要な場合は、施工前までに完了してください。
フロアコーティングは、コーティング剤が乾燥するまで床の上に物が置けません。人も入室できないため、注意しましょう。
乾燥が十分でない状態で物や人を入れてしまうと、せっかくのコーティングが台無しになる可能性もあります。フロアコーティングの施工中・乾燥期間中は、誰も入らないようにしましょう。
住宅商品の中には、建築時のオプションとしてフロアコーティングを利用できるものもあります。
この場合、ハウスメーカーが紹介する業者に施工を依頼するのが一般的で仲介手数料がかかります。
ハウスメーカーや、専門業者以外の会社を利用してフロアコーティングを依頼するときは、手数料がかかる点にご注意ください。
仲介手数料を支払いたくないなら、自分で業者を見つけて施工を依頼しましょう。
フロアコーティングの仕上がりは、フローリングの状態だけでなく、業者の腕前も深く影響します。
同じコーティング剤を使う業者でも、施工する人の技術やノウハウで、仕上がりに差が出ることも珍しくありません。
フロアコーティングの効果やきれいな仕上がりを得たいなら、業者選びを慎重に行う必要があります。
新築や入居前に施工すると、施工できる時間が限られているため、焦ってしまう方もいるかもしれませんが、落ち着いて適切な業者を選びましょう。
腕のよい業者かどうかの判断は、実績で確認できます。公式ホームページをもっている業者の多くは、実際に施工した実績を写真で公開しているところが多いです。
公開している実績が多ければ多いほど、その分施工経験があるといえます。業者選びの際は、必ず実績を確認しましょう。
また、フロアコーティングの費用は業者ごとに違います。検討の際は、複数の業者に見積もりを出してもらったうえで決定しましょう。
フロアコーティングは、新築時や入居前に施工すると、スムーズかつきれいな仕上がりになります。
フローリングもきれいな状態で長持ちさせられるため、家の機能を維持するためにもおすすめです。
施工を依頼する際は、依頼のタイミングや注意点にも気をつけましょう。スケジュール調整や手続きが必要な場合もあるため、きちんと必要事項を確認しながら施工予約をお取りください。
コラム更新日:2023年1月31日(火曜日)
フロアコーティングFSSCOAT
専任プランナー:佐藤恭典